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無料でUZUZのキャリア面談を受ける丸の内OLは死語?世間へのアンケートから見る丸の内OLの使い方
昭和後期から使われるようになった「丸の内OL」という造語はすでに死語となのでしょうか。
本日は、「OL」という言葉の歴史から、「丸の内OL」の意味を考えていきたいと思います。
若い世代へのアンケート結果も共有しつつ、「丸の内OL」が死語か否かについてまとめています♪
OLは死語になりつつある…
「OL」という言葉は、1963年(なんと60年以上前)に週刊誌「女性自身」が公募を通して、「新しい時代の働く女性」を表す言葉として誕生した造語です。
オフィスレディー(Office lady)の略で、会社勤めの女性事務員を意味しています。
1998年に出版された『OLたちの「レジスタンス」』ではOLについて以下のように記載してあります。
OLの定義を議論するのがこの本の目的ではないが、この言葉があまりにも多様な使われ方をしているので、一応の目安は考えておきたい。…(中略)…ひとまず「OL」とは、正社員として、現在及び将来にわたって管理的責任を持たずに、深い専門的もしくは技術的知識を必要としない一般事務的、もしくは補助的業務を行う女性とする。
小笠原裕子(1998)『OLたちの「レジスタンス」』 中央公論社出版
簡単に言えば、OLは今で言うと転勤などがない「一般職」を指しています。
とはいえ、OLという言葉が生まれた当時から、定義や意味は幅広くあり、造語であるがゆえに、各々自由に使っていたでしょう。
しかも現在で言えば、「一般職」も「地域型総合職」と名称を変えるなど、「一般職」と「総合職」の差は縮まってきています。
そんな流れから、昭和に誕生したOLという言葉が、平成・令和と来て、死語になるのも当然ですよね!
最近では「働く女性」という言葉をよく雑誌などで目にしますが、OLよりもすんなりと受け入れられる言葉ではないでしょうか。
丸の内OLは死語!?
丸の内OLの意味については、以下の記事でまとめています。
今回は若い世代へのアンケートや現在の使われ方から、丸の内OLが死語なのかを見ていきます!
OLよりは「丸の内」に意味の重きが置かれている
現在では、丸の内OLは死語になりつつあるOLという言葉よりも、「丸の内」に重きが置かれています。
就活中の大学生のアンケートでは、丸の内OLについてこんな意見もありました。
就活している最中に、友人たちと「丸の内OLになりたいな〜」とか「丸の内OLに憧れる人生だった」などと話すことはよくあります。笑
キラキラしていて、仕事もプライベートも充実しているイメージがあるからです。
つまり、「OLになりたい」ではなく、都内屈指のビジネス街「丸の内」で働きたい気持ちから「丸の内OL」という言葉が使われています!
丸の内OLというと「洗練された丸の内で、バリバリ働く自立した女性」というイメージを持つ人も少なくありません。
ただ、実際丸の内で働いている女性が日頃から自分を「丸の内OL」と名乗るというよりは、インフルエンサーとしてわかりやすく自分をアピールできる言葉として使われている印象もあります。
使用頻度は低いですが、丸の内OLはまだまだ死語ではないと言えるでしょう。
若い世代の「丸の内OL」に対するイメージ
仕事ができて、仕事が大好きな女の人で、スーツをきっちりと着こなしているイメージです。また、流行り物に敏感で、自立しているイメージもあります。
大手企業などに勤めておりエリートで仕事が出来て、給料もそこそこもらっているイメージです。
あとは、美人でスタイルが良い人が多いイメージです。
丸の内の会社に勤務しているキャリアウーマンのイメージがあります。プライベートよりも仕事に対する熱量が多い印象です。
どんなに仕事が嫌でも明るく乗り越えたり、好きなことを沢山して、人生を楽しんでるイメージです。
20代の若い世代からのイメージは、どれもプラスのイメージが多かったですね!
「丸の内OL」という言葉には、「仕事もプライベートも充実した女性」の意味が含まれていて、東京駅周辺の洗練された雰囲気も相まって、「丸の内OLになりたい!」と思わせるのでしょう。
昭和にできた言葉が、平成・令和と時代と共に少しずつ変化しているのも興味深いですね。